初めて年金の扶養親族等申告書を記入し提出!これで年金の手取りが減額されないのでひと安心

日本年金機構から『重要書類在中』とかかれた書類が郵送されてきました。

何かな?と思って、開封すると、『扶養親族等申告書』でした。

『扶養親族等申告書』を提出しないと、来年支給の年金から引かれる所得税に対して、配偶者控除等が受けられませんので、年金の手取りが少なくなります。

『扶養親族等申告書』は、毎年必ず提出しないと少ない年金がさらに減って生活に影響しますね。

私の場合、今年から年金を受給していますので、『扶養親族等申告書』の記入は初めてです。

(2022年10月15日追記) 扶養親族等申告書をネット提出に成功!手書き,切手購入,ポスト投函が不要→ ネット提出(電子申請)の詳細な手順をまとめましたので、こちらの記事を見て下さい。

こんな書類が入っていました

封筒を開封すると、書類が3種類と返信用の封筒が入っていました。

これが提出する『令和2年分 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書』の用紙です。裏表記入箇所があります。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの申告書PDF(令和3年版)

こちらは、『大切なお知らせ』です。『扶養親族等申告書の提出をお願いします、提出すると該当する控除が受けられます』と書いてあります。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの『大切なお知らせ』PDF

これは、『令和2年分【新規】扶養親族等申告書作成と提出の手引き』(8ページ)です。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの『新規 扶養親族等申告書作成と提出の手引き』PDF

⇒ もっと詳しい『扶養親族等申告書の記入方法の詳細』PDF

表紙が『作成と提出の流れ』、2ページ目が『記入例』、3〜4ページ目は『記入項目について』、5ページ目が『用語の説明』、6〜8ページ目が『年間所得の見積額の計算方法』について説明されています。

こちらは、『返信用封筒』です。

申告書用紙に記入していきます

まず、記入例を見てどのように記入するか確認します。記入例の記入内容は赤インクで目立つようになっています。

私の場合、配偶者がいますので、『提出が必要』ですね。

記入順として、『提出年月日』、『受給者氏名』、『電話番号』となっています。生年月日は既に用紙に印字されています。

申告書に今日の日付と氏名と電話番号を記入しました。自筆なので押印不要です。

次に、配偶者『氏名』『生年月日』を記入していきます。『配偶者の区分』では、妻の所得を記入する必要があります、『手引き』の7ページ目の計算方法を見て計算します。

妻のパート給与は、年間70万円です、控除額55万円を引くと15万円です。この金額を『配偶者の区分』『年間所得の見積額』の欄に記入しました。

次に、『妻のマイナンバー』を記入します。今回記入しておくと、来年からは印字されるようです。

記入完成

『扶養親族等申告書』に記入できました。パート収入がある妻がいる場合となります。扶養親族はいません。

返信封筒へ

返信封筒へ記入した『扶養親族等申告書』を入れようと、返信封筒の切手欄を見ると、『切手をはってください』と書いてあります。年金事務経費の節減なのか、こちらで切手を用意しないといけません。

封筒の裏面に、私の『住所』『氏名』を記入しました。

切手は、消費税が10%にアップしましたので、82円ではなく、84円です。たまたま、2円切手がありました。

⇒ 新郵便料金一覧

封筒に『扶養親族等申告書』を入れて封印します。封筒の内面は、中身が透けないように、全体的に黒色になっています。

後は、宛先の『行』を消して、『御中』と記入し、郵便ポストへ入れました。提出期限は今月末 10月31日です。

これで、来年の年金の手取り受取額が少なくなって驚くことはなさそうです。

ひと安心です。これから、毎年、この書類を10月に記入して提出することになります。

面倒ですが、サラリーマンの年末調整のようなものと考えるしかないですね。

(2020年2月9日追記)

年金の手取りが減額されませんでした

昨年2019年10月に『扶養親族等申告書』を提出していましたので、今年2020年2月7日に日本年金機構から郵送されてきた『年金振込通知書(2020年2月と4月振込分)』には、年金から引かれる所得税が0円に変更されていました。

昨年2019年6月の『年金振込通知書(2019年6月から12月、2020年2月支払分』には、2020年2月振込の年金から所得税を19,401円(月当たり約1万円)も引く予定となっていました。金額が少ない特別支給の老齢厚生年金から源泉徴収される所得税が19,401円から0円に訂正されましたのでひと安心です。

このように、配偶者や扶養親族がいる場合、『扶養親族等申告書』を提出していないと、少ない年金から、とんでもない額の税金が引かれてしまいます。

(2021年6月18日追記) 2回目の扶養親族等申告書用紙が届かない!なぜ?

初めて扶養親族等申告書(令和2年分,2020年)を2019年(63歳)の10月に提出しました。ところが、翌年2020年(64歳)の10月に扶養親族等申告書用紙(令和3年分,2021年)が年金機構から届きませんでした。送付されない理由を年金機構に聞くと『64歳まで特別支給の年金が2021年3月で終了する』ためだそうです。

次回の扶養親族等申告書用紙は、65歳からの年金請求が受理された後、2021年の10月に発送される予定とのことでした。扶養親族等申告書が毎年送らてくると思っていましたのでビックリです。

扶養親族等申告書の提出年金の種類翌年の所得税
2019年10月(63歳)提出済み特別支給(〜64歳)2020年の所得税:0円
2020年10月(64歳)届かない特別支給(〜64歳)2021年の所得税:年金からの天引き0円だが、2022年2月に確定申告で所得税を支払う
2021年10月(65歳)届く予定老齢基礎・老齢厚生年金(65歳〜)2022年2月から年金から天引き

私の場合、65歳(2021年4月〜)からの年金額が多くなりますので所得税がかかってきますが、年金からの天引きは0円です。年金機構に聞いたところ、所得税は来年2022年2月の確定申告で払ってくださいとのことでした。私は、毎年、確定申告をすることにしていますので抵抗はないのですが、確定申告に慣れていない方は大変だと思います。

⇒ 私が毎年、確定申告をする理由はこちらの記事を見てください。

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