自分で税金を試算したい!所得税もわかる住民税試算システムの使い方

良い時代になりました。自分の収入にかかる税金を簡単に試算できるようになりました。

これから使い方を紹介する、住民税試算システムなら住民税が簡単に試算できて、さらに、所得税も試算してくれます。→ 全国180の自治体についてはこちらが参考になります

試算例として、妻がお宝個人年金保険を満期時(60歳)に一時金として受取るケース(一括受取)と10年間年金として受取るケース(年金受取)を紹介します。

今回、紹介する住民税試算システム(サンネット J’s-Cloud 住民税試算サービス)が使える自治体はこちらを見てください。

目次

住民税試算システムを開く

私が住んでいる自治体は、所得税まで試算してくれる住民税試算システムが使えますのでありがたいです。

1 〇〇市のホームページから住民税試算システムを開きます。『同意する』を選びます。

所得税もわかる住民税試算システム(サンネット J’s-Cloud 住民税試算サービス)が使える自治体はこちらを見てください。所得税まで表示しない自治体(インテック社使用)の場合は、住民税試算結果に表示される課税総所得金額から5万円を引いた金額(194.9万円以下の場合)に5.105%を掛けると所得税(復興特別所得税含む)がわかります。

2 最初のメニューから一番上を選びます。

試算したい年齢に相当する生年月日を入れます

年齢により税金の計算方法が変わりますので、試算したい年齢に相当する生年月日を入力します。現在、妻は64歳ですが、60歳の場合の税金を試算したいので、昭和38年と入力します。

こちらの計算ツールで、計算したい年齢の誕生日になっているか確認できます。

→ いま(当時)、何歳?

収入を入力すると所得が自動計算されます

1 『所得入力』を選びます。

2 給与所得のところに、パート収入 80万円を入力します。

3 公的年金収入のところに、12万円を入力します。

4 一時所得のところに、お宝個人年金保険の一時金受取額 522万円と必要経費 312万円を入力します。

社会保険料控除を入力します

メニューから『控除入力』を選びます。国民健康保険税のところに、20万円と入力します。入力を簡単にするため、国民健康保険税以外の社会保険料も含んだ金額を国民健康保険税のところにまとめて入力しています。

妻の税金試算ですが、私(夫)が支払っている社会保険料20万円を控除として入力しています。理由は、妻の確定申告で源泉徴収されているお宝個人年金の所得税3.3万円を取り戻すため、妻の所得税を少なくしたいためです。

住民税と所得税の試算結果1 (個人年金:一括受取)

メニューから『税額試算』を選びます。住民税 45,000円、所得税 18,800円と試算結果が表示されました。このように、所得税も表示してくれるのはサンネット社の住民税試算システムを導入した自治体だけです。

なお、所得税まで表示しないインテック社の住民税試算システムを導入した自治体(大阪市など)の場合は、住民税試算結果に表示される課税総所得金額から5万円を引いた金額(194.9万円以下の場合)に5.105%を掛けると所得税(復興特別所得税含む)がわかります。次の画面の場合、所得税(復興特別所得税含む)は(課税総所得金額 42万円 ー 5万円) x 5.105% = 18,800円と計算できます。

同じ手順により、残り61歳から69歳の住民税と所得税を試算できます。

住民税と所得税の試算結果2 (個人年金:年金受取)

試算結果1は、妻がお宝個人年金保険を満期時(60歳)に一時金として受取るケースでしたが、試算結果2は、60歳から年金63.7万円(10年間)として受取るケースです。

1 所得入力の画面で、個人年金1のところに、個人年金の年金受取額 637,000円必要経費 312,000円を入力します。その他の入力は試算結果1の場合と同じです。

2 住民税と所得税の試算結果が表示されました。住民税 5,500円所得税 0円

同じ手順により、残り61歳から69歳の住民税と所得税を試算できます。

まとめ

所得税も表示してくれる住民税試算システムの使い方を紹介しました。

→  このシステムが使える自治体はこちらです。

自分の収入にかかる住民税や所得税が簡単に試算できて便利ですね。

住民税は自治体により税率が異なりますので、お住まいの自治体のホームページの試算システムをお使い下さい。

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