令和6年度(2024年度)の住民税通知書を見てわかりにくいと思いませんか。
定額減税により住民税が1万円安くなっていることがわかったのですが、
『森林環境税1,000円』が追加されているのに気づきました。
1万円の減税と1,000円の増税と思ったのですが、実は・・・
令和6年度の住民税通知書!1万円の減税と1,000円の増税?
こちらが私の令和6年度の住民税通知書の抜粋です。
⚫︎ 1万円の減税 (定額減税)
ピンクの枠で示した箇所を見てください。
市民税から6,000円、県民税から4,000円が減額されています。
⚫︎ 1,000円の増税? (森林環境税)
緑の枠で示した箇所に、森林環境税 1,000円が追加されています。
ところが、赤の枠で示した箇所の『均等割』が昨年より1,000円減少しています。
え!これなら、増税ではありません、住民税の総額には影響がないとわかりました。
ホッと安心しました。
年金生活者にとって、1,000円でも増税は精神的に良くありません。
なぜ、森林環境税が増税とならないのでしょうか?
この理由を私の市役所のホームページを調べても、わかりやすい説明はありませんでした。
そこで、全国の情報から検索すると、次のように、わかりやすい説明がありました。
ありがとうございます。
こちらは、山梨県笛吹市の市役所のホームページからの抜粋です。
ズバリ、『森林環境税と均等割を合わせた税額は令和6年度以降も変わりません。』
と書いてあります。わかりやすいです。
次は、新潟県長岡市の市役所のホームページからの抜粋です。
そうだったんですね。
住民税の均等割は10年前から臨時的に1,000円引き上げられていたんですね。
今年度から、その臨時処置が終わり、均等割が1,000円減額されました。
代わりに森林環境税1,000円が追加されました。
結果、ー1,000円+1,000円 = 0円と均等割は5,500円で変わらないのです。
市民としては、新しい税金が住民税の総額に影響あるのかどうかを知りたいのです。
森林環境税とは
総務省のパンフレットは、2024-forest-tax を見てください。
総務省の解説ページは、こちら を見てください。
まとめ
今年度(令和6年度)の住民税通知書は、税額の内容を理解するまで疲れました。
疲れた理由は、新しい項目が2つ増えたことでした。
それは、定額減税と森林環境税です。
私の住民税は、定額減税により1万円安くなっていることがわかりました。
それで安心したのですが、え!森林環境税1,000円追加!
この新税については、全く知りませんでした。
調査すると、森林環境税1,000円追加!均等割が1,000円減額され、
結果、住民税の総額には影響がないことがわかりました。
増税に敏感な年金生活者です。
ホッとひと安心ですね。