4月になり、固定資産税をいつも通り、5月1日期限の1回目の納付をセブンイレブンへ行き、nanacoで支払ってリクルートポイント0.75%分を節税できました。
今後、2回目以降の納付も『nanaco支払い』と思っていたところ、なんと、
4月17日から開始された『楽天ペイの請求書払い』での支払いなら、通常0.5%還元ですが、5月31日までのキャンペーンで楽天ポイントが最大1%還元されることがわかりました。
さらに、支払い限度額が30万円と知り、2回目以降の固定資産税や5月の自動車税も『nanaco支払い』より『楽天ペイの請求書払い』の方が少し0.25%(=1.0-0.75)お得になります。
結論!今年だけ、我が家の固定資産税と自動車税の支払いはnanacoをやめて『楽天ペイの請求書払い』に変更します。
『nanaco』から『楽天ペイの請求書払い』に変更するとどれだけお得なの?
我が家の2023年度の固定資産税と自動車税の場合で、試算してみます。
税金の支払い方法 | 楽天ペイの請求書払い 【 還元率1.0% 】 | nanaco支払い 【 還元率0.75% 】 |
チャージ方法 | 楽天カードから 楽天キャッシュにチャージ | リクルートカードから nanacoにチャージ |
固定資産税 (土地) 121,900円 | 1219 ポイント | 914 ポイント |
固定資産税 (家) 30,700円 | 307 ポイント | 230 ポイント |
自動車税 (1台) 34,500円 | 345 ポイント | 258ポイント |
合計 | 1871 ポイント (楽天ペイ) | 1402 ポイント (nanaco) |
お得ポイント差 | 1871 ー 1402 = 469 ポイント |
結果、nanaco支払いより楽天ペイの請求書払いの方が469ポイントお得だとわかりました。
『楽天ペイの請求書払い』と『nanaco』のメリット・デメリット
簡単にメリットとデメリットを比較しました。
楽天ペイの請求書払い | nanaco支払い | |
メリット | ・家に居ながらスマホで支払いができる ・5月31日まで1%還元、抽選で100名に全額還元(5万Pまで) ・30万円まで支払いが可能 | ・常に0.75%還元(リクルートカードチャージができる方は0.75%還元、セブンカードは0.5%還元) |
デメリット | ・通常は0.5%還元 (2023年6月〜) | ・月間1回3万円以上はポイントが付かない(3万円以下に分割支払いにする工夫) ・セブンイレブンへ行くのが手間 |
初めての『楽天ペイの請求書払い』
今回、初めて『楽天ペイの請求書払い』で固定資産税を支払いました。この詳細な手順を紹介します。
その前に、支払いに関して幾つか疑問があり、調査した結果は次の通りです。
固定資産税の納付書は4回分4枚あるけど、4枚まとめて『楽天ペイの請求書払い』が可能?
調べてみると、面倒ですが、納付書1枚毎に支払いを行う必要があるようです。我が家の場合、土地の納付書4枚と家の納付書4枚なので、8回スマホで同じ操作が必要ですね。家の1回分はnanaco支払いが済んでいますので、7回です。
『楽天ペイの請求書払い』の支払上限金額は50万円、30万円?
YouTubeの動画を見ていると50万円という情報もあったので、本当に30万円なのか心配になりました。我が家の場合、固定資産税と自動車税の合計は約19万円と大丈夫だと思いますが正確な金額を知っておく方が安心です。1回30万円が正解でした。
『はじめての楽天ペイの請求書払い』実際の手順をくわしく紹介
『楽天ペイの請求書払い』で実際に固定資産税や自動車税を払う前に、必ず還元率1%キャンペーンにエントリーしておかないと、通常の0.5%還元になってしまいます。
Step 1 楽天ペイ・アプリを開きます
スマホの楽天ペイ・アプリを開き、画面真ん中の『R Cash チャージ・送る』を選択し、『チャージ』ボタンをタッチします。
Step 2 楽天キャッシュのチャージ方法を設定します
チャージ方法が未設定になっている場合、空欄をタッチすると、設定画面が表示されます。楽天カードを選びます。
楽天カードに『チェックマーク』が入りますので、下の『設定する』ボタンをタッチします。設定完了と表示されますので『OK』ボタンをタッチします。
Step 3 楽天キャッシュに入金します
これから支払う税金の額(7,000円)を入力します。画面下の『チャージする』ボタンをタッチします。”楽天ペイ”でTouch IDを使用の画面が出たら、ホームボタンに指を当てます。
チャージ完了と表示されます。チャージによる獲得予定ポイント(35ポイント=0.5%還元)も表示されます。これで、税金を楽天キャッシュで支払う準備ができました。画面の左の『R Pay コード・QR払い』を選択し、画面を上に動かして『NEW 請求書払い』ボタンを見つけます。
Step 4 請求書払いを開きます
画面中央の『NEW 請求書払い』ボタンをタッチします。請求書払いの画面が出ますので、中央の『請求書のコードを読み取る』ボタンをタッチします。
Step 5 固定資産税納付書を読み取ります
“楽天ペイ”がカメラへのアクセスを求めていますと表示されたら、『OK』を選びます。カメラ画面が表示されますので、税金の納税通知書にカメラを向けます。
納付書の中央下にある『eL-QRコード』にカメラを近づけるとコードの読み取りが開始されます。読み取りが完了すると税金の名称と支払い金額(7,000円)が表示されます。画面下の『確認画面に進む』ボタンをタッチします。
Step 6 支払います
税金の支払い確認画面が表示されます。楽天キャッシュ7000円分で税金7,000円を支払うことを確認できましたので、画面下の『スライドでお支払い』の緑のボタンを左から右に指を当てて横に伸ばします。『チャリリン』と音が鳴り、お支払い完了画面が表示されます。ポイント利用0となっていますので、全て楽天キャッシュで税金が支払われたことがわかります。
Step 7 支払履歴を確認します
支払い操作は終わりましたが、本当に支払いが済んだのか確認しておきます。画面中央の『請求書払い』をタッチし、出た画面の一番下の『請求書払いのご利用履歴』ボタンをタッチします。
今月2023/4分の請求書払いの利用履歴が表示されました。確かに、固定資産税7,000円を4月23日に支払った記録があり、安心しました。試しに前月を選ぶと当然ですが利用履歴はありません。4月が初めてですので、前月3月の履歴がないのは当然です。
Step 8 楽天ペイから届くメールを確認します
スマホで楽天ペイによる税金支払いの操作後、メールの受信を見ると、楽天キャッシュの利用と楽天ペイの利用内容の明細が届いていました。
もし、間違って同じ納付書をスキャンしたら
試してみました、大丈夫ですね。一度支払った納付書を間違ってスキャンしてもエラーが表示されて『既にお支払いが完了しています。』と親切に教えてくれます。nanaco支払いだと、セブンイレブンのレジで支払い後に、納付書の領収証部分に領収印を押印し切り取ってもらえますので、二度支払いの恐れはないです。固定資産税の納付書は4枚ありますので、慌てると二度スキャンするかもしれませんがエラーで二度支払する心配はありませんので安心ですね。
なお、楽天ペイの請求書払いの利用履歴詳細のQRコード番号を見れば、どの納付書に対して支払ったかわかります。赤枠で示した利用履歴詳細のQRコード番号『20230・・・639577』が、右の納付書の緑の枠で示した番号『20230・・・639577』と同じです。
まとめ
2023年4月17日から使えるようになった『楽天ペイの請求書払い』は5月31日まではキャンペーンにより支払額の1%が還元されます。
我が家では、今までnanaco支払いで節税していましたが、2023年度の固定資産税と自動車税は、nanaco支払いより0.25%お得な『楽天ペイの請求書払い』で節税します。
2023年の6月以降は『楽天ペイの請求書払い』のキャンペーンがなくなり通常の0.5%還元に戻りますので、面倒なnanaco支払いに戻る予定です。
(2023年4月25日追記) 楽天ポイントも使いたい場合の設定手順です
今回、『楽天ペイの請求書払い』で、貯まっていた楽天ポイントも使ってみました。
楽天ポイントも使いたい場合、画面中央の『○ すべてのポイント/キャッシュを使う』の○をタッチするか、その右の『設定』ボタンをタッチして出る画面で『すべて使う』を選択します。
実際に、固定資産税31,900円の支払いで1,357ポイントを使いました。楽天キャッシュには30,543円をチャージしておきました。支払い時に『お支払い設定』画面が表示されますので、画面下の『○ 利用する』の方をタッチします。
『確認画面へ進む』をタッチすると、ポイントも支払いに使用されていることが確認できます。『スライドでお支払い』ボタンを指で右に伸ばすと支払いが完了します。この画面を見ると1,357ポイントが利用されたことがわかります。
(2023年4月25日追記) 固定資産税の納付書8枚の支払いがすべて終わりました
納付期限が5月1日の納付書だけでなく、7月以降の納付書も、今回、楽天ペイの請求書払いでまとめて支払いができました。家の固定資産税の5月1日期限分だけnanaco支払いです。
納付期限 | 家の固定資産税 | 土地の固定資産税 |
2023年5月1日 | A 9,700円 (nanaco) | E 31,900円 (楽天ペイ) |
2023年7月31日 | B 7,000円 (楽天ペイ) | F 30,000円 (楽天ペイ) |
2023年12月25日 | C 7,000円 (楽天ペイ) | G 30,000円 (楽天ペイ) |
2024年2月29日 | D 7,000円 (楽天ペイ) | H 30,000円(楽天ペイ) |
A (nanaco) | B、C、D (楽天ペイ) | E、F、G、H (楽天ペイ) |
(2023年5月14日追記) 自動車税も楽天ペイの請求書払いで支払いました
4月は固定資産税でしたが、5月は自動車税です。我が家の自動車税34,500円もnanaco支払いをやめて、5月末までキャンペーンでnanaco支払いよりお得な楽天ペイの請求書払いで支払いが完了しました。
詳細は、こちらの記事『 3分で支払い完了!自動車税も楽天ペイの請求書払いがお得でした 』を見てください。