エアコンがリモコンで停止できない! 電池の液漏れが原因だった、またも買い替えるはめに

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エアコンがリモコンで停止できなくなりました。

中央の停止ボタンをいくら押しても本体が停止しません。

目次

リモコンの症状

リモコンのフタ部分のボタン『快適おまかせ』『温度上下』『停止』『おやすみ』は、すべてダメです。

液晶部分下の3個のボタン『冷房』『除湿切替』『暖房』やリモコンのフタを開けた詳細操作ボタンは、正常です。

エアコンを停止できないので困りました。

電池からの液漏れ

ひょっとして、電池の液漏れかもしれないと思い、リモコンの裏ぶたを外して、

電池を取り出してみると、左側の電池は黒く変色しています。

これは明らかに電池の液漏れです。

過去に、別の部屋のエアコンでも電池の液漏れでリモコンを買い替えた記憶があります。

今回で2回目になります。

液漏れ対策

我が家ではエアコンのリモコンは夏しか使用しませんので、それ以外はリモコンに電池が入ったままでした。

この状態では、電池が少しづつ消耗していき、気づかない内に過放電になり液漏れするそうです。

→ 乾電池が液漏れを起こす原因は?

対策としては、定期的にリモコンの電池を交換するか、不使用期間は電池を外しておくことだそうです。

→ リモコンの電池交換のタイミングはいつですか?

夏以外はエアコンのリモコンから電池を抜いておけばよかった。

災難は、忘れた頃にやってくるのですね。

リモコンを分解して修復トライ

リモコンの価格は結構高いので買い替えたくありません。

成功の可能性は低いのですが、リモコンを分解して直らないか試してみることに。

分解してみると、液漏れによる回路へのダメージ範囲が大きいことが判明。

この時点で、直る見込みは低いと感じました。

回路の黒くなっているところが今回電池の液が侵入していた部分です。

この写真は、漏れた液が乾燥し固まったものをこすり取った後です。

この時、電池から漏れた液の危険性を知りませんでした。

電池から漏れた液は非常に強いアルカリ性で、乾燥して粒状に固まったものでも、粉が飛散して目に入ると失明の危険があるようです。

→ 乾電池から漏れ出した液体の対応はどうしたら良いでしょうか?

修復できずリモコンがまったく作動しなくなりました。

分解で完全にゴミとなったため、リモコンを買い替えるしかありません。

リモコンの買い替え

家電製品のリモコンは、昔の製品でもメーカーが継続して生産してくれているはずです。

このリモコンの品番はリモコンの裏に表示されています。

品番は『A75C3310』です。

ところが、エアコン本体の取扱説明書を見ると交換用のリモコンの品番は『CWA75C3311X』だそうです。

リモコンに表示されている品番はエアコン付属の品番で、交換用のリモコンの品番とは違うのですね。

そこで、交換用の品番によりネットで検索して一番安いところを探します。

『CWA75C3311X』の後継モデルは『CWA75C3311X1』です。品番の後ろに『1』が追加されています。

パナソニックオンラインストア 6,600円 送料無料 (2024年現在、販売終了)

楽天市場 5,900円 送料無料 (2024年現在、中古のみ)

ヨドバシ・ドット・コム 6,600円 (660ポイント) 送料無料 (2024年現在、販売終了)

Amazon 5,857円 送料無料 (2024年現在、中古のみ)

2018年時点で一番安いのはアマゾンの5,857円でした。

突然の出費でしたので痛い。

(2024年7月15日追記) 2003年以降のパナソニックエアコンに使える純正かんたんリモコンCF-RR7(3,000円以上)があります。なお、Amazonで似た形の安い互換リモコンが1,000円前後で販売されていますのでご注意ください。

かんたんリモコン(共用リモコン)CF-RR7 対応パナソニックエアコンの品番検索

注文していたリモコンが、すぐに到着しました。

届いたリモコンをよくみると「MADE IN PHILIPPINES」となっています。

以前使用していたものは「MADE IN CHINA」でしたから、

製造を中国から人件費の安いフィリピンに変えたようです。

また、リモコンの品番は「A75C3310」と刻印されています。

注文時の品番は「CWA75C3311X1」(CWA75C3311Xの後継)でしたから混乱します。

このリモコンが対応しているエアコン本体は、

CS-229SXB/CS-40KS2E6/CS-50KS2E6/CS-369SXB/CS-259SXB/CS-289SXB/CS-SX229A/CS-SX409A2/CS-SX509A2/CS-SX369A/CS-SX259A/CS-409SXB2/CS-22KSE6/CS-509SXB2/CS-25KSE6/CS-SX289A-W/CS-28KSE6/

です。太字は我が家のエアコン品番です。

ホルダー付きですが、その取付ネジは付属しないようです。

以前使用のホルダーが使えるので、ホルダーが1個あまります

予備として保管するしかないですね。

液漏れ補償のある電池の購入

今回、電池の液漏れに泣いたので、液漏れに強い電池をネットで探したところ、見つけました。

マクセル ルカリ乾電池「長持ちトリプルパワー&液漏れ防止設計」ボルテージ 単4形

→ マクセルホームページ(製品の詳細)

この電池は保証期間、正常に使用していて液漏れした場合、損害を受けた機器の補償をしてくれます。

これは画期的なことではないでしょうか。

→ 液漏れ補償条件について

液漏れ防止設計の電池は他のメーカーも作っていますが、液漏れによる機器の補償はしてくれません。

家で使用しているリモコンはエアコン以外にもありますので、

この電池を使用していれば、液漏れに対して安心できます。

値段はパナソニック液漏れ防止単4アルカリ乾電池12本パックが1個50円ぐらいですが、

この電池はやや高く1個70円ぐらい。1個20円は安心代と考えました。

これもアマゾンで12本入りを購入してしまいました。

→ maxell アルカリ乾電池 「長持ちトリプルパワー&液漏れ防止設計」 ボルテージ 単4形 12本 シュリンクパック入

今回の教訓

今回の教訓としては、

・液晶付きのリモコンは、電力を常に消費し続けるので過放電により電池が液漏れしやすい。

・電池から漏れた液はリモコン内部の回路を浸蝕するのでダメージが大きい。

・電池から漏れた液は強いアルカリ性で目入ると失明の危険がある。

・素人がリモコンを分解しても修復の可能性は低い。

・多機能リモコン本体の買い替えは出費がかさむ。

リモコンの不使用期間は電池を抜いておく

・リモコンの電池は定期的に交換する。

・少し価格が高いが液漏れ補償のある電池を使用する。

ということでした。

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