我が家のPanasonicの炊飯器 SR-SH103-Wが突然故障しました。
液晶画面に『H12』と表示されて炊飯ができません。
8年使用しています。
修理?買い替え?
どちらにしても突然の出費ですが、
今回は、運良く出費ゼロ円で済みました。
突然!炊飯器の液晶画面に『H12』が表示
今まで故障の兆候はまったくありませんでした。
突然、炊飯器の液晶画面に『H12』が表示されました。
我が家の炊飯器は、PanasonicのスチームIHジャー炊飯器 SR-SH103-W(ホワイト色) です。
この状態では炊飯がまったくできません。
2014年1月に購入したので2014年製ですが、発売開始は2013年6月です。
困りました、修理?買い替え?
どちらにしても予定外の出費となります。
年金生活者にとって突然の高額出費は痛い。
虎の子の預金が目減りします。
H12はどんな故障?
炊飯器の背面にエラー表示と処置方法がありました。
『H01〜H12 お買い上げの販売店に連絡』
これではH12がどのような故障なのかわかりませんが、
修理が必要なようです。
修理するなら費用はいくら
パナソニックの修理診断ナビというページから、およその修理費用がわかるようです。
早速、調べてみました。
最初のページで、我が家の炊飯器の品番SR-SH103を入れました。候補の品番が自動的に下に表示されますのでSR-SH103-Wを選びました。
なんと、部品がないため修理できないと表示されました。買い替えしか手はありません。
試しに、我が家の炊飯器の1年後(2014年6月)に発売されたSR-SH104(8年前のモデル)では、故障別の修理費用が出てきます。
『H』で始まるエラーが表示されるところで、『H12』を指定しました。
結果が出ました。我が家の炊飯器より1年新しい炊飯器SR-SH104 (8年前発売)は修理できるようです。
・症状:ふたリレー接点異常検知
・診断結果:故障の可能性が高いです。修理をお申込みください。
・修理の目安金額:¥10,000 〜 ¥19,000(税込み)
我が家の炊飯器SR-SH103が修理不可で1年後発売のSR-SH104が修理可能となっています。(2022年8月29日現在)
仮にSR-SH103-Wが修理可能だとしても、2万円ぐらいかそれ以上の出費が必要だったとわかりました。
我が家のSR-SH103-W(ホワイト色)は、2014年1月にAmazonで41,200円で買いました。
修理費が購入費用の半分も必要となるなら買い替えの方を選んだと思います。
5,000円以下の修理費なら修理しても良いかな。
我が家の炊飯器はもう寿命なの?
Panasonic 炊飯器 SR-SH103の取扱説明書を見ると、補修用性能部品の保有期間は6年となっています。
SR-SH103-Wは、販売開始が2013年6月、製造打切りが1年後の2014年5月だとすると、製造打切り後、8年と3ヶ月経過しています。6年以上経過していますので、修理用部品の在庫がなくなったもと思われます。
パナソニックのホームページの修理ナビで修理不可と診断された理由がわかりました。
やはり、我が家の炊飯器は故障しても修理ができない古いモデルとなりました。
もう、買い替えしか手段はないのでしょうか。
ダメ元で、外せる部品等を掃除し、配線を少し動かしてみた
我が家の動かなくなった炊飯器の電源プラグを外して、ダイニングテーブルの上に置きました。
昔の家電は叩くと直ることもあったのですが、最近の家電はどうでしょうか。
『H12:ふたリレー接点異常検知』なので、ふた内部や本体からふたへの配線が原因かもしれません。
まず、ふたの裏側の部品を外して掃除しました。
⇒ パナソニックのホームページ『炊飯器のお手入れ-ジャー炊飯器』が参考になりました。
ふたの裏側が少しきれいになりました。
後ろ姿を見ると、まだまだ、使えるよと言っているように思えました。
次に、本体からふたへ行く配線を少し動かしてみます。ダメ元なので適当です。
本体背面のパネルを止めているネジを1本外します。
パネルを外すとふたのヒンジ部分に本体からふたへの配線(青と黒)が見えます。この配線を少し引っ張り出し、元に戻すだけです。気休めでやってみました。効果はないと思います。
ついでに、炊飯器の裏側を見てみました。なんと吸気口と排気口がありました。
取説の手入れのページをよく見ると、この給排気口の掃除を月に1回程度行うと書いてありました。
えーーー!!!! 買ってから8年間掃除していません!
この後、電源コードをコンセントにつなぎ、取り消しボタンを押すと・・・
えっ、予想外です、正常な画面に戻りました。
なぜ、正常に戻ったのでしょうか
配線を少し動かして直ったように思っていましたが、
実は、一時的なエラー表示だったかもしれません。
エラー表示について色々調べていたところ、パナソニックのサポートページに、
『操作部に表示されるH**は故障の可能性が高い内容のエラー表示です。電源プラグを抜き、再度差し込んでもH**が表示された場合は、点検修理が必要です。』
と書いてありますので、配線を動かして故障が直ったのではなく、電源プラグの抜き差しだけで直ったのかもしれません。
H12の表示が消えてから2年近く経ちました
我が家の寿命が近い炊飯器SR-SH103-W(ホワイト色)は、H12の表示が消えてから2年近く経ちました。
炊飯は正常ですが、時々、炊飯から保温へ自動的に移りません。
我が家は保温は必須ではありませんので問題ありません。
このまま、10年以上使えるとありがたいですね。
でも、炊飯器が完全に使えなくなる時に備えて、
各メーカーの炊飯器の最新製品を家電量販店へ行って、ふたの開閉具合をチェックしています。
やはり、Panasonic炊飯器のふたの開閉具合が私にはしっくりきます。
困ったことに、最近のPanasonicの炊飯器はスチーム保温機能がなくなりました。
今度、完全に故障したなら、こちらの炊飯器を選ぶと思います。
買替え候補のSR-W10Aは、我が家の8年前のSR-SH103に比べて、フタ部分が厚く見えるデザインで少し高級感がなくなっています。また、液晶画面の色がオレンジから黒になり、スチーム保温がなくなっています。
Panasonic 炊飯器 SR-W10A-W (2023年発売) | Panasonic 炊飯器 SR-SH103 (2014年購入) |
SR-W10Aは2023年9月発売のモデルですので、モデル末期と思います。
在庫があるショップなら4万円前後と安くなっています。
まとめ
我が家で、8年間故障もなく、ご飯を炊いてくれていた
PanasonicのスチームIHジャー炊飯器 SR-SH103-W
が、突然の『H12』のエラー表示で一時的に使えなくなりました。
ちょっと配線を動かして直ったと思いましたが、
どうも電源の入れ直しで正常に戻ったと思われます。
それから2年近く経過しましたが、炊飯後の自動保温が時々働かない
ことがありますが、我が家では炊飯後のごはんは冷凍保管しますので、
問題ありません。
寿命が近いと思っていたのに、購入してから10年近く使えています。
さすが、パナソニックですね。丈夫で長持ち!
次に買う炊飯器もPanasonicのIHジャー炊飯器になると思います。