芝刈り機も充電式がGood!もはや電源コードを気にしながらの芝刈り作業には戻れません

芝刈り機も充電式がGood!もはや電源コードを気にしながらの芝刈り作業には戻れません

我が家で初めて充電式芝刈り機マキタMLM330DRGを使った感想をまとめました。

10年以上使用してきたパナソニック製の芝刈り機 EY2273Pが突然壊れました!

芝刈り機がないと芝生をきれいな状態に維持できません。

今回、電源コードの取り回しの必要のない充電式芝刈り機に魅力を感じ、

実売4万円代のマキタMLM330DRG(充電器・バッテリセット)を購入しました。

愛用していたパナソニック芝刈り機 EY2273Pが壊れました

1 2008年から14年間も使用してきたパナソニック芝刈り機 EY2273P (刈幅30cm)が突然芝刈中にモーターの回転音が唸るような音に変わりました。これは異常事態です。

2 ダメ元で分解してみると、モーター軸のベアリングが破損していて軸がグラグラしています。もう使える状態ではありません。新しい芝刈り機の購入を検討しないと庭の芝生が伸び放題になります。

3 パナソニックは芝刈り機本体の製造から撤退したのですが、ありがたいことに、替刃は継続して作ってくれていました。14年間で4回ぐらい芝刈刃を新しいものに交換しています。現在、付いている芝刈刃は1年前に交換したばかりです。

パナソニックの替刃(リール刃) パナソニックの替刃(固定刃)

 

新しい芝刈り機の購入候補を検討

今まで使っていたパナソニック芝刈り機のデザインと使いやすさが気に入っていましたので、新しい芝刈り機を選ぶのは大変です。

今までと同じように使いたい場合は、京セラ(リョービ)のLM-2810が有力ですが、刈幅がパナソニックの刈幅300mmより20mm狭くなり、芝刈時間が長くなりそうです。

刈幅を優先すると、マキタのMLM330DRGしかありません。刈幅が330mmとパナソニック300mmより30mm広く、芝刈り作業が早く終わりそうです。(MLM330DRGは充電器とバッテリのセット)

しかも、充電式なので電源コードに気を配る必要がなく自由に動き回ることができます。バッテリも『1回の充電でテニスコート2面分の芝生が刈れる』という。


 
購入候補の芝刈り機 壊れた芝刈り機
購入したマキタの充電式
MLM330DRG
購入しなかった
京セラ(リョービ)
LM-2810
パナソニック
EY2273
外観写真
発売 2022年3月 2012年3月 2008年
電源 バッテリ AC100V AC100V
刈込幅 330 mm 280 mm 300 mm
刈込刃 ブレード刃(水平回転) リール刃と固定刃 リール刃と固定刃
刈込高さ 20 から75 mm (目安) 5 から 50 mm 5 から 40 mm
刃の回転数 4,300 rpm 3,000 rpm 1,800 rpm
本体の幅 375 mm 360 mm 473 mm
質量 11.4 kg 10 kg 11.5 kg

パナソニックからマキタに乗り換えです。マキタならバッテリを他のガーデン器具や電動工具に使えます。

 

 

 

マキタの充電式芝刈り機MLM330DRGの開封・組み立て

開封

1 芝刈り機なので、Macのようなオシャレなダンボール箱ではありません。

2 段ボール箱を開封して芝刈り機本体や付属品を並べました。

3 こちらが芝刈り機本体(MLM330D)です。なかなかカッコイイですね。

4 本体用のハンドルやセット品のバッテリ充電器等です。

黒いのはハンドル、赤いレバーはスイッチレバーです。小さい段ボールにバッテリーが入っています。

ビニール袋に、ハンドルを本体に固定するための部品が入っています。銀色のメガネレンチは芝刈刃を交換する時だけに使用します。ハンドルを本体に固定する場合、工具は必要ありません。

取扱説明書と集草カゴです。

 

 

購入した『MLM330DRG』は、芝刈り機単品『MLM330D』に充電器『DC18RF』とバッテリ『BL 1860B』がセットされたモデルです。

本記事では、芝刈り機本体もMLM330DRGと表記します。

 

組み立て

1 本体にハンドルを付属の固定部品で組み立てを行いました。

2 まだ、本体後部に集草カゴを取り付けていません。

 

バッテリ装着

1 バッテリ『BL 1860B (容量6.0Ah)』を本体に装着します。

2 バッテリを奥まで差し込みます。

 

3 誤作動を防止するためのプラスチック製のキーを差し込みます。

4 キーを奥まで差し込みます。

5 半透明のカバーを閉めます。このカバーによりバッテリを芝刈中のほこり等から保護します。

マキタの充電式芝刈り機MLM330DRGの外観・保管スペース

芝刈刃と車輪

1 本体下面の中央に、水平回転する大きな芝刈刃があります。刈幅は330mmです。

 

芝刈刃の交換手順は取扱説明書に書いてありますが、交換刃の品番は明記されていません。カタログの別販売品リストを見ると、MLM430Dこの上位機種MLM430Dの交換刃A-53540はネットショップで購入できるようなので、今後、MLM330D用の交換刃も手に入るようになると思っています。

2 芝刈刃の前方に、前輪が2個ついています。

3 芝刈刃の後方に、後輪が2個付いています。後輪は前輪よりかなり大きいですね。

4 芝刈刃の長さは32cmぐらい。

5 芝刈刃の幅は5cmぐらい。

6 芝刈刃先端の幅は7cmぐらい。

7 前輪端から後輪端まで67cmぐらい。

  

 

保管スペース計測

1 ハンドルを折りたたむと省スペースに保管できます。以前使用していたパナソニックの芝刈り機と同じくらいの保管スペースですのでありがたい。

2 ハンドルの上半分を折りたたむこともできますが、背が低くなる代わりに奥行きが増えますので、今回はハンドルは折り畳まない状態で収納スペースを計測したいと思います。

3 横幅を測ると37cmぐらい。横幅はハンドルを折り畳んでも変わりません。以前使用していたパナソニック芝刈り機EY2273Pの横幅は47cmですから10cmぐらいコンパクトです。

3 奥行きは34cmぐらい。(ハンドルの上半分を折り曲げると52cmぐらい)

4 高さ107cmぐらい。(ハンドルの上半分を折り曲げると78cmぐらい)

 

初芝刈り

1 我が家で初の充電式芝刈り機による芝刈りを始めます。本体後方に集草カゴを取り付けました。前後にかなり長いスタイルです。これで小回りができるのか心配です。

2 本体からハンドル上部への電源コードに付属のコード・ホルダを付け忘れていましたので、電源コードがぶらんとしています。次回からはコード・ホルダを付けて電源コードがブラブラしないようにしたいと思います。

2 本体の左にある刈り込み高さ調整レバーの位置を番号2(26mm)に設定しました。取説に、刈り込み高さは目安なので少し試してから設定するようにと書いてあります。

2 芝刈り開始です!ハンドル右の赤丸のロックオフボタンを押してから赤いスイッチレバーを手前に引きます。すぐに刃が回転しません、安全のためか、少し遅れてから回転する音が大きくなります。初めて作動音を聴いた時、うるさいので買って失敗?と思いましたが、耳障りな高音がなく、大きな扇風機を回しているような音です。

3 しばらく芝刈りを行いました。車輪が4輪で大きいので軽く進みます。また、水平回転刃なので芝生から抵抗が少ないですね。充電式は自由に動かせますので芝刈りの効率が抜群に良いです。刈った芝生が少し溜まりましたので、集草カゴを外しました。

4 水平回転刃で刈った芝生の状態はリール刃ほど鋭い切口ではありません。太い葉は雑草です。刈り終わった芝生を見ると、やはり以前使用していたパナソニックの芝刈り機(リール刃)の方がきれいです。我が家はゴルフ場のような芝生を目指していませんので、この仕上がりで十分だと思います。

我が家の芝生全体50坪を刈った時点で芝刈り機本体のバッテリ切れお知らせランプが点滅しましたが、バッテリ単体の残量表示だと、まだ半分ぐらいバッテリが残っているようです。このため、効率良く走行すれば、テニスコート2面分(120坪)の芝生を刈ることができると思います。芝刈り機本体のバッテリ切れお知らせランプがバッテリ容量半分ぐらいで点滅するのは早すぎます。

 

バッテリの充電

1 バッテリ『BL 1860B』(写真左)を急速充電器『DC18RF』(写真右)で充電します。

2 バッテリと急速充電器の裏側に、仕様表が貼ってあります。

3 バッテリの仕様です。モデル名『BL1860B』、DC18V 6.0Ah 108Wh、Li-ion。

4 急速充電器の仕様です。モデル名『DC18RF』、出力 14.4V-18V 12A。

5 急速充電器の電源コードをコンセントに差し込みます。

6 バッテリのカバーを外し、急速充電器に差し込みます。充電が開始されます、左のランプが点灯します。驚いたのですが、この急速充電器はバッテリの空冷機能があり、すごい音で冷却ファンが回ります。

7 40分前後でフル充電完了のメロディが鳴ります。急速充電器の右側のランプが緑に点灯。

8 バッテリをロック解除ボタンを押して急速充電器から外します。

動画にまとめました

1 開封シーン

2 組み立てシーン

3 外観ツアー

4 芝刈りシーン

 

まとめ

長年愛用していたパナソニックのAC電源式の芝刈り機をマキタの充電式に買い替えました。

マキタの充電式芝刈り機 MLM300DRGです。

充電式は初めてでしたが、ACコードがなく快適ですね。

この芝刈り機の作動音は大きいですが、耳障りな音ではありません。

リール刃のように金属が擦れる音がないのが良いですね。

また、この芝刈り機の宣伝文句

1回の充電でテニスコート2面分(120坪)が刈れる』は

1回目の芝刈りでは無理と思いましたが、その後の2回目の芝刈りで

120坪の芝生が刈れると思いました。

芝刈り後の芝生の仕上りは、今まで使っていたリール刃の

パナソニック製芝刈り機の方がきれいですが、

我が家では、この仕上りで十分だと思っています。

(2022年7月17日追記) 『テニスコート2面分の芝生が刈れる(目安)』は本当だと思われます

1回目の芝刈り(50坪)では本体のバッテリ切れお知らせランプが点滅していましたので、バッテリが切れそうだと思い込んでしまいました。

本日、2回目の芝刈り(50坪)ではバッテリの残量指示が25%〜50%でした。50坪の芝刈りで、まだバッテリ容量が半分くらい残っています。効率よく芝刈りを行えば『テニスコート2面分(120坪)の芝生が刈れる(目安)』は本当だと思われます。