我が家の庭の芝生が緑に染まってきました。
しかし、よ〜く見ると芝生の中に雑草も大量に生えて勢いが止まりません。
こつこつ雑草を抜かないと芝生の庭ではなく雑草の庭になってしまいます。
やや広い庭ですが、定年退職後の身なので時間はたっぷりあります。
なので、手作業で雑草を抜くことにしました。
芝生の雑草は手で抜いていては追いつかない
芝生の中の雑草は芝生を傷めずに抜く必要があるので非常に手間がかかります。
手作業では1日に2〜4坪くらいしか雑草を抜けません。
過去に抜いた箇所は、別の箇所の雑草を抜いている間に、また、新たに生えてきます。
いたちごっこです。毎日2〜3時間の雑草抜き作業の繰り返しでキリがないと思いました。
体力的にも精神的にも限界にきたようです。
芝生の雑草には芝生用の除草剤が良いかも
そこで、芝生用の除草剤をネットで調査したところ
『レインボー薬品のシバキープⅢ 』
という除草剤が良さそうだと思いネットで購入しました。
シバキープⅢは、大容量の3kgと小容量の900gの2タイプあります。
我が家の庭だと3kgタイプが1〜2箱必要です。
シバキープⅢ粒剤は、DCMブランドの『芝生に使える除草剤 1.5kg,900g』としても販売されています。
商品名 | 外観 | 芝生の広さ | 実売価格 | |
シバキープⅢ | 23坪〜45坪 | 3,300円前後 | ||
7坪〜13坪 | 1,200円前後 | |||
DCMブランで販売 | 芝生に使える除草剤 1.5kg (シバキープⅢ粒剤) | 11.4坪〜22.7坪 | ホームセンター:約2,200円Amazon:約2,200円 | |
芝生に使える除草剤 900g (シバキープⅢ粒剤) | 7坪〜13坪 | ホームセンター:約1,600円Amazon:約1,600円 |
新製品のシバキープⅢには、肥料入りのタイプ『シバキープ プラスV』もありますので、肥料をまく手間がかかりません。
肥料入りシバキープ | 外観 | 芝生の広さ | 実売価格 |
プラスV 粒状 4kg | 30坪〜60坪 | 4,000円前後 | |
プラスV 粒状 2kg | 15坪〜30坪 | 2,700円前後 | |
プラスV 粒状 1kg | 7.5坪〜15坪 | 1,400円前後 |
1 パッケージ
シバキープは薄いダンボール箱に入っています。上部にビニールの取っ手がありますので持ちやすいです。洗剤を買ったような感じです。
パッケージには、
『芝生にやさしく、しっかり除草』、
『芝生はキレイなまま、約4ヶ月持続!』
と大きく書かれています。本当に約4ヶ月も効果が持続するのでしょうか。
2 特長
パッケージの側面に、シバキープの特長が書かれています。
『日本芝(こうらしば)の中に発生した一年生雑草や多年生広葉雑草に効果を発揮!』
『7〜10日で効き始め、約4ヶ月間効果が持続!』
さらに、除草剤の仕組みについて書かれています。
『本剤は、植物特有の生理代謝機能を阻害して、一年生雑草や多年生広葉雑草・スギナだけを枯らす仕組みです。土壌中の成分は、微生物のはたらきにより、最終的に分解されます』
これを読むと、除草剤が雑草だけに作用する仕組みと、土へ悪影響がないことがなんとなく分かります。
3 除草剤を散布する時期と回数
パッケージの側面に、芝生の管理表にシバキープを散布する時期と回数が書かれています。
シバキープを散布する理想的な時期は、3月と6月と10月の3回となっています。
4 詳細な取扱説明
製品箱の裏面には、特長、散布のポイント、適用雑草と使用方法、注意事項の詳細が記載されています。
5 パッケージを開けてみました
シバキープのパッケージを開けてみました。
粒状の除草剤、紙の散粒器、散布用のビニール手袋が入っていました。
6 除草剤をまくのに便利な散布器
パラパラまくだけ、と書いてありますが、均一に手だけで散布するのは難しいので、
付属している紙の散布器(下の写真)を使用すると散布しやすいと思います。
散布器は、紙箱の底に穴を空けただけの簡素なものです。側面に計量用の目盛線があります。
散布量は1平米当たり20〜40gと書いてあります。
側面に100gと150gの線があります。1回に3kgの袋から薬剤を100gから150gぐらいをすくい取って散布します。1回100gをすくい取った場合、100g÷20〜40g=5〜2.5平米に散布することになります。散布器が大きいので、薬剤を袋から散布器ですくう回数が減ります。
シバキープⅢの使用前準備と散布動画
我が家でシバキープⅢを実際に使っているところを紹介します。
2018年〜2024年 シバキープ散布
2018年 シバキープ散布
1 2018年 春 1回目のシバキープ散布
早速、天気の良い日に、シバキープ粒状を家の芝生に散布器で散布しました。(4月21日)
その後1〜2ヶ月経過した芝生の状況です。
日 付 | 芝生の写真 |
5月17日 (約1ヶ月後) | |
6月26日 (約2ヶ月後) |
雑草がほとんど生えなくなったので驚きました。本当にありがたい。
今まで、こんなに雑草のない芝生の状態は経験したことがありません。
いくら定年後で時間がたっぷりあっても芝生の草取りだけで過ごすのは時間の浪費でした。
庭作業は他にも生垣や庭木の剪定作業もあるので時間に余裕ができました。
シバキープで3ヶ月草取り作業から開放されるなら、もっと前から買って使うべきでした。
もう手作業による草取りには戻れません。
2 2018年 夏 2回目のシバキープ散布
7月に入り芝生の中に雑草が少し発生してきました。
7月9日に伸びた芝生を雑草といっしょに電動芝刈り機で刈りました。
雑草は抜いていませんので、今年、2回目の除草剤シバキープの散布が必要です。
7月12日にシバキープを散布しました。
1回目のシバキープ散布が4月21日でしたので、3ヶ月弱シバキープの効果が持続したと言えます。
散布濃度にもよりますので、商品の箱に書いてある
『芝生がキレイなまま、約3ヶ月持続!』(旧製品のシバキープⅡ)
という効能は、ほぼ信じてよいと思います。
3 2018年 秋 3回目のシバキープ散布
10月18日に3回目のシバキープを散布しました。
2回目の散布が7月12日でしたので、約3ヵ月後の散布になります。
7月から9月の暑い時期に芝生が少し弱ったのか10月に入って雑草がぽつぽつと
発生してきましたので、もう少し早い時期に散布してもよかったと思います。
それでも、芝生全体としてはシバキープの効果がおおむね約3ヵ月は持続していると思います。
シバキープの総散布回数は年3回までと制限がありますので、今年最後の散布でした。
シバキープの効果により雑草が生えないので芝生が元気に密集するようになり、キレイな芝生の状態を1年間キープできました。
4 2018年〜2019年 冬の芝生でも雑草が生えません
2018年10月18日にシバキープを散布してから3ヶ月経過しました。
冬になり、芝生の地上部は枯れています。
以前は冬でも芝生に雑草が生えてきていましたが、シバキープの効果により、芝生中には雑草がまったく生えてきません。本当に楽になりました。
2019年 シバキープ散布
1 2019年3月 1回目のシバキープを散布
2019年3月になりました。庭の芝生にポツポツと雑草が発生してきました。
慌てて、シバキープⅡ1.3kg(旧製品)を2箱買って今年1回目の散布を行いました。
今年も、シバキープⅡ(旧製品)のお世話になります。
2 2019年6月 2回目のシバキープを散布
2019年6月に、今年2回目のシバキープを散布しました。
6月の散布はシバキープの理想的な散布時期です。
その後、1ヶ月後の芝生の状態です。
梅雨の長雨の影響なのか、芝生の緑が薄いようです。
でも、芝生内の雑草はシバキープⅡ(旧製品)の効果により生えていません。
次の写真は、旅行で立ち寄ったプロが作った庭の写真です。芝生の密集度と緑の濃さがすごい。
どうしたら、こんなにきれいな芝生が維持できるのでしょうか。
3 2019年8月 3回目のシバキープ散布準備
2019年8月24日の我が家の芝生の状態です。芝刈りをサボっています。
そろそろ、シバキープの効き目も終わりに近づいたのか、芝生より長く伸びたイネ科の雑草が増えてきました。
この雑草以外は生えていません。
そこで、来月9月の3回目散布用にシバキープⅡ(旧製品)を2箱を購入しました。(シバキープⅡの新製品はシバキープⅢ)
やはり、事前に購入しておくと、いつでも散布できるという安心感があります。
4 2019年9月 3回目のシバキープ散布
9月になると、芝生の中に広葉雑草がチラホラと生えてきました。
このまま広葉雑草を放置しておくと抜くのがたいへんになります。
そこで、9月5日に今年3回目となるシバキープ2箱を庭の芝生全体に散布しました。
事前にシバキープ2箱を購入してありましたので、思い立った時にすぐに散布できました。
今回で今年最後のシバキープの散布が終わりました。
これで、ポツポツと生えてきた広葉雑草は広がらずに枯れるはずです。
2020年 シバキープ散布
1 2020年2月 シバキープの散布準備
2020年2月6日に、ヨドバシ・ドット・コムにてシバキープⅡ(旧製品)を2箱を注文しました。来月3月にシバキープを散布する予定ですので、早めに注文しました。買ってあればいつでも散布できます。(シバキープⅡの新製品はシバキープⅢ)
2月初めの我が家の芝生は冬枯れ状態です。
よく見ると、ポツポツと雑草はありますが小さくて成長しないので気になりません。
2 2020年3月 1回目のシバキープを散布
2020年3月7日、庭の芝生に雑草が増えてきましたので、先月購入してありましたシバキープを2箱分を散布しました。
3 2020年6月 2回目のシバキープを散布
2020年4月に購入しておいたシバキープ2箱を2020年6月12日に散布しました。2020年は芝生中にコケが多く繁殖してしまいました。残念ながらシバキープでコケをきれい除去できませんので、レイキ等でコケを手作業で取り除くしかありません。
4 2020年9月 3回目のシバキープを散布
9月になると、6月に散布したシバキープの効果が薄れ、雑草が増えていましたので、9月14日に今年3回目のシバキープ2箱を散布しました。こちらの写真は、散布後1ヶ月経過した芝生の状態です。
2021年 シバキープ散布
1 2021年3月 シバキープ散布
2021年3月11日にシバキープⅡ1.3kg(旧製品)を庭全体に2箱散布しました。(シバキープⅡの新製品はシバキープⅢ)
2 2021年5月 新製品シバキープⅢとシバキープProを注文
次の写真は、シバキープ散布後、約2ヶ月後の5月8日の芝生の状態です。いつも通り、シバキープの効果により雑草がほとんど生えていません。
家側から見ると、向こう側の芝生は緑色できれいですが、手前側の芝生は黄緑色で元気がない感じです。
来月6月にシバキープを散布したいと思い、シバキープⅡを購入しようとしてネットショップを調べると価格が高騰しています。
理由は、新製品のシバキープⅢが発売され、旧製品のシバキープⅡの在庫がなくなり価格が上がっていたようです。
今回は、新製品のシバキープⅢ3kg 1箱をネットショップで注文しました。
新製品シバキープⅢの散布時期は、次の図のように、シーズン中に2〜3回の散布を推奨しています。
旧製品シバキープⅡの説明では、3月、6月、9月の合計3回散布でした。
新製品のシバキープⅢは、除草効果が4ヶ月持続するようですので、2回の散布でOKかもしれません。
シバキープの散布時期と回数 | 説明図 | |
新製品シバキープⅢ | シーズン中2〜3回散布(散布時期が明確に書いてありません) | |
旧製品シバキープⅡ | 3月、6月、9月の3回 |
今まで買ったことのないサッチ分解剤シバキープPro 2.8kgをネットで注文しました。サッチの分解により芝生が元気になるかもしれません。
⇒ サッチ分解剤のシバキープProを開封し、はじめて散布した感想についてはこちらの記事を見て下さい。
旧製品シバキープⅡは3ヶ月効果持続でしたが、新製品シバキープⅢは4ヶ月効果持続に改善されています。
新製品シバキープⅢの外観 | ショップ | 価格 |
Amazon | 3,300円前後 | |
Yahoo!ショッピング | 3,700円前後 | |
楽天市場 | 3,900円前後 |
⇒ 新製品シバキープⅢを購入し開封した感想についてはこちらの記事を見て下さい。
3 2021年6月 シバキープⅢを散布
2021年6月18日、今年2回目のシバキープ散布を行いました。先月5月に購入してあったシバキープⅢ3kgを1箱使用しました。
新しくなった散布器を使いましたが、散布器の穴が7箇所あるため多く薬剤が出ます。
そのため、素早く撒ける利点はありますが、均一に散布しにくいとも感じました。
散布穴が7箇所 | 新散布器 (シバキープⅢ付属)散布穴が4箇所 | 旧散布器 (シバキープⅡ付属)
3kgで芝生全体に散布できました。1回目の散布が3月11日でしたので、それから約3ヶ月経過して2回目を散布したことになります。
これで、6月から9月までの間、芝生の雑草から開放されます。3回目の散布は9月後半から10月ごろ散布の予定です。
4 2021年7月 シバキープⅢとシバキープProの効果を実感
6月に散布した芝生用除草剤の新製品シバキープⅢの効果により芝生に雑草がほとんど生えていません。少し気になるのは芝生と同じ外観で葉の幅が大きい雑草がポツポツ伸びています。この雑草は芝刈りをすれば目立たなくなります。
5月に散布したサッチ分解剤シバキープProの効果により芝生の色が濃い緑(写真左)に変わってきました。
2022年 シバキープ散布
1 2022年3月 1回目のシバキープ散布
2022年3月13日にシバキープⅢ3kgを庭全体に散布しました。
庭の芝生は、まだ全体的に枯れた色をしています。
雑草が少し出始めました。シバキープは雑草が大きくならない内に散布したいと思います。
Amazonで購入したシバキープを開封して、庭全体に散布しました。
これで、6月ぐらいまで、雑草が抑えられますので気持ちが楽になります。
2 2022年6月 2回目のシバキープ散布
2022年6月9日にシバキープⅢ3kgを庭全体に散布しました。今年2回目の散布です。1回目の散布(3月13日)から約3ヶ月経過しています。シバキープの除草効果も薄れてきようで、雑草がポツポツと目立つようになりましたので2回目の散布となりました。シバキープを散布すると、しばらく雑草から解放されますので気持ちが本当に楽になります。
3 2022年9月 3回目のシバキープ散布
9月初旬は雨が多く、芝生に似た雑草が目立つようになりました。そろそろシバキープを散布する時期ですね。
9月9日に、我が家の芝庭約50坪に、今年3回目のシバキープを散布しました。これで、今年のシバキープ散布は終わりです。シバキープがなければ、芝生の手入れが大変になり、毎年維持できなかったと思います。
2023年 シバキープ散布
1 2023年3月 1回目のシバキープ散布
2023年3月15日にシバキープⅢ3kgを庭に散布しました。
庭の芝生は、これからどんどん緑が濃くなっていきます。
よく見ると、ところどころに、雑草さんがお目覚めのようです。
毎年、この時期に1回目のシバキープを散布しています。
昨年まで、シバキープⅢ1箱(3kg入)で我が家の芝生60坪(約200平米)を散布できたのですが、今年は散布を丁寧にやりすぎたのでしょうか、10坪分ぐらい足りなくなりました。慌てて、シバキープⅢ1箱をAmazonで追加注文(3,430円)しました。紙の散布器の穴が大きくなったのでは?と疑ってしまいましたが、写真で見る限り散布器の穴の大きさは以前と同じです。
シバキープⅢ1箱(3kg)で散布できる芝生の面積は23坪から45坪ですので、我が家の芝生60坪に散布するには少し足りなかったのですね。
2 2023年6月 2回目のシバキープ散布
2023年6月14日にシバキープⅢ3kgを庭に散布しました。
よく見ると、1箇所だけ雑草(メヒシバ)がありました。これは手で抜くしかないですね。
3 2023年9月 3回目のシバキープ散布
2023年9月5日にシバキープⅢ3kgを1.5箱分を庭に散布しました。1箱では足りませんでした。
2024年 シバキープ散布
1 2024年3月 1回目のシバキープ散布
2023年3月27日にシバキープⅢ 3kgを2箱、庭に散布しました。
今年は寒い日が続いていましたので、庭の芝生は、まだ茶色のままです。
2 2024年6月20日 2回目のシバキープ散布
いつものように、シバキープⅢ 3kgを2箱散布しました。
3 2024年9月5日 3回目のシバキープ散布
9月になって、ポツポツ雑草が増えてきました。9月初めにシバキープⅢ 3kgを2箱散布しました。
まとめ
2018年から2024年までシバキープを散布してきました。
毎年、3回、3月と6月と9月に散布するだけで、
広い芝生の雑草取り作業から開放されています。
定期的な芝刈りや水やりだけで、いつもきれいな芝生が維持できています。
本当に、ありがたい製品ですね。
(2024年4月6日追記) 次回散布用のシバキープⅢ2個をAmazonより安い楽天市場で注文できました
Amazon | 楽天市場 (Joshin Web) | コメント |
(3,304ー33P)x2= 6,542円 | 3,423×2ー1,000P = 5,846円 | 696円お得 |
配送:2日後 | 配送:6-10日後 | 3ヶ月後に必要となるので配送が遅くてもOK |
楽天市場のJoshin Webショップは、3,980円以上で送料無料となります。スーパーDEAL対象商品なのでお得! |