我が家の火災警報器が電池切れとなりました。
10年以上設置している場合、新品に買い替えが推奨されています。
そこで、思い切って、価格は高いのですが、パナソニックの連動タイプに買い替えました。
今まで火災警報器が1台だけだったのですが、4台に増やしましたので安心感が増しました。
古い火災警報器の電池切れ
1 2階の廊下の天井からピッと音が鳴るのが聞こえます。

2 屋根裏にケモノがいるの?しばらく聞いてみると、定期的にピッ音が鳴ることがわかりました。
天井の火災警報器を見ると、ピッ音時、点滅しています。
天井から火災警報器を外しました。

3 裏側を見ると、メーカー名や使用開始年月などが書いてあります。

4 使用開始年月の箇所に手書きで2008年6月と記入されています。
型番は、SS-2LP-10HC、製造会社は、ホーチキ株式会社、製造年月は2008年4月です。
もう15年以上使用していることがわかりました。

5 この古い火災警報器は、電池切れ時、約50秒おきに『ピッ』と鳴るようです。

6 さらに、ホーチキの取扱説明書 (SS-2LP) を調べてみると、電池切れ時、約50秒おきに『ピッ』と鳴り、約10秒おきに『フラッシュ』するようです。

この古い火災警報器は、ついに、電池が切れたんですね。
火災警報器は、10年以上使用した場合、内部の電子部品も寿命がきていて、警報が鳴らない恐れがあるため、本体を新品に交換することが推奨されています。
今回、古い火災警報器は電池を取り出し、本体と電池ともに捨てることにします。
次のホーチキの公式動画を見ると、電池切れの警報音の止め方や電池の取り出し方がわかります。
買い替えた火災警報器の開封
今まで、我が家の火災警報器は、2階廊下の天井に1箇所のみ設置していました。
今回は、最新の設置基準により4箇所に増やします。
1階キッチン、1階の寝室、2階の寝室、2階の廊下天井の4箇所です。
ホーチキやパナソニックの火災警報器を比較検討した結果、
ワイヤレス連動タイプのパナソニックの次の4製品を購入しました。

それでは、開封していきます。
2階廊下、2階の寝室
1 こちらは、2階廊下の天井用と2階寝室の天井用です。→ パナソニック SHK 79022P 14,900円
2 パッケージの裏面に、取付方法などの記載があります。

3 パッケージから本体などを開封したところです。

1階和室用
1 和室の木目天井に合うように、火災警報器の本体の色が茶色のものを選びました。
2 パッケージの裏面に、取付方法などが記載されています。

3 パッケージから火災警報器本体などを開封しました。取説の他に『かんたん準備ガイド』が付いています。

4 茶色の火災警報器本体です。『警報停止』ボタンが真ん中より下にあります。

5 茶色の火災警報器の裏側です。上下に引っ掛け用の穴があります。

1階キッチン用
1 キッチン用は、熱を感知するタイプです。→ パナソニック SHK76203P 7,354円
2 熱感知タイプのパッケージの裏面です。取付方法などが記載されています。

3 パッケージから火災警報器本体などを開封しました。

4 熱感知タイプは、他の煙感知タイプと違って、中央に出っ張りがあります。
この黒く細い棒が熱を感知するようです。

5 熱感知タイプの裏側です。こちらは、他の煙感知タイプと同じ形です。

買い替えた火災警報器の取付
火災警報器に電池を入れます
電池を入れる前に、設置場所や使用開始年月を火災警報器本体の裏や側面に記入します。
我が家は、メモ紙や貼付け用シールに記入したものを貼り付けました。

1 これから、開封した4個の火災警報器に、付属していた電池を入れていきます。

2 火災警報器4個を全て裏返して、フタを外し、電池を取り付けます。
電池から伸びているコードを火災警報器本体に差し込む必要があります。

外した裏フタは、天井への取付用プレートとなります。
電池を入れた後、4個の火災報知器が連動するように初期設定が必要となります。
火災警報器の初期設定
パナソニックの連動式の火災警報器は、次の公式動画のように初期設定を行います。
主な作業は、親子関係の登録と設置場所名称の登録です。
火災警報器を天井に取付
パナソニックの火災警報器を取り付ける場合、次の公式動画が参考になります。
1 火災警報器の裏フタ(取付用プレート)を天井に付属のネジ2個で固定します。

2 取付用プレートに火災警報器本体をはめ込みます。

3 これで、2階廊下の天井に煙感知タイプの火災警報器が取り付けできました。

4 同様にして、2階寝室の天井に煙検知タイプの火災警報器を取り付けました。

5 1階に降りて、和室の天井に、煙検知タイプの火災警報器を取り付けました。

6 最後に、キッチンの天井に、熱検知タイプの火災警報器を取り付けました。

4箇所全て取り付け後、動作試験を行います。
火災警報器本体の『警報停止』ボタンを押します。
『ピッ、テスト中です』、『ピッ、正常です』
と音声で動作が正常かどうかを確認できます。
電池は10年もつ?
パナソニック火災警報器の電池の寿命は10年だそうです。
→ パナソニックの公式Q&Aページ『住宅用火災警報器(電池式)の電池は本当に10年もつのですか』
定期点検の回数が多くなったり、警報を長く鳴らしたりすると、10年もたない場合があるそうです。
交換用の電池の品番と価格は、『SH384552520、1個1,400円前後』です。
まとめ
我が家の15年以上設置していた古い火災警報器が電池切れとなりました。
火災警報器は、10年以上使用すると内部電子部品の劣化で警報されない恐れがあり、
火災警報器本体の買い替えが推奨されています。
最新の火災警報器の設置基準によると、我が家は4箇所必要だとわかりました。
そこで、パナソニックの連動式の火災警報器を購入し、自分で簡単に設置できました。
これで、我が家は、4箇所のどこかで煙(熱)を感知すると、
他の箇所でも警報が鳴り、どの箇所で感知したのかを音声で知らせてくれます。
我が家が火災に対してより安全になりました。