浴室でシャワーを使用していると水栓シャワーホース根元から水(お湯)が漏れて、その下がいつも水がたまる状態になっていることに気づきました。
シャワーホース根元のエルボという部品を外したところ、エルボに付いているゴムパッキン(Oリング)が、長年の使用により弾力がなくなり変形していました。
そこで、ゴムパッキン(Oリング)の品番を調べて、Amazonで新品を約100円で注文し、交換すると直りました。
100円ぐらいの出費で済みました。
浴室の水栓シャワーホース根元からの水漏れ
1 こちらが我が家の浴室の混合水栓です。水栓の左側にシャワーホースが接続されています。
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2 水栓の拡大写真です。浴室はトクラス(旧ヤマハ)製ですが、水栓はTOTO製だと思います。
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3 シャワーを使うと、水栓のシャワーホース根元から水(湯)が漏れます。漏れた水(湯)がカビを発生させます。
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4 漏れた水(湯)は、シャワーホース根元から下図のように水栓の下部を伝わって落ちていきます。
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水漏れの原因は、ゴムパッキン(Oリング)の劣化が一番疑われます。
使われているゴムパッキン(Oリング)の状態を調べるために、水栓のシャワーホース根元を少し分解してみます。
どこまで部品が外せるかわかりませんが、とりあえず挑戦します。
水栓のシャワーホース根元(エルボ)のゴムパッキンの状態
1 水栓の上フタは、手前に手で引くことで簡単に外れました。銀色に光っているT字形の部品がフタです。
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2 水栓の品番がわかりました。『TMHG40-1BRV1』です。
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3 水栓の内部を初めて見ました、汚いですね。フタを外したついでに、汚れのひどい箇所を少しきれい掃除しました。
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4 これからシャワーホース根元をレンチで外していきます。今回は、水道の元栓を閉めずに作業を行いましたが、水栓関係の部品を外す場合は、水道の元栓を閉めた方が安心です。
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5 シャワーホースが外れました、次はエルボと言う部品を左に回して外します。
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6 エルボが外れました。
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エルボのゴムパッキン(Oリング)の劣化状況
1 エルボの細い方のねじ部に黒いゴムパッキン(Oリング)が付いているのがわかります。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-111.jpg)
2 ゴムパッキン(Oリング)取付部の拡大です。経年使用により弾力がなくなり変形しています。
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3 エルボからゴムパッキン(Oリング)を外しました。黒いドーナツ形状のものがゴムパッキンです。
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4 ゴムパッキン(Oリング)の外側が変形しています。通常は円形ですが、凹んでいます。
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この変形したゴムパッキン(Oリング)を新品に交換すれば、水漏れが止まると思いました。
次に、新品をどうやって手に入れるかです。
古い製品の消耗品は供給停止になっている恐れがあります。
ゴムパッキン(Oリング)の品番調査と購入先
水栓の品番がわかっていますので、TOTOのホームページで、この品番を検索することにしました。
1 TOTOの製品の分解図公開ページで、我が家の浴室水栓の品番『TMHG40-1BRV1』を検索しました。ズバリ同じ品番はなく、最初の方が品番が一致した『TMHG40-1 B』の分解図が手に入りました。
2 エルボ(TH13189)部分を拡大すると、エルボの形は我が家のものと同じと思われますので、ゴムパッキン(Oリング)の品番は『TH93336E』だとわかります。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/TH93336E-101.jpg)
3 さらに、ゴムパッキン(Oリング)の詳細情報を見ると、発注品番は『TH93336E』だと分かりました。価格は税込132円となっています。TOTO パーツショップでも買えますが、全国一律送料550円が必要です。送料を入れると682円です。
4 ダメ元でAmazonを調べると販売していました。プライム会員だと送料無料で約100円です。TOTOのパーツショップだと税込682円必要ですから、いかにAmazonがお得かわかります。
新品のゴムパッキン(Oリング)に交換しました
1 Amazonで購入した約100円のゴムパッキン(Oリング)『TH93336E』です。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-126.jpg)
2 新品のゴムパッキン(Oリング)をエルボに取り付けてから、水栓にエルボを右に回転させてねじ込みます。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-116.jpg)
3 エルボを手で右にくるくる回します。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-117.jpg)
4 エルボのホース接続側がほぼ下向きになるまでねじ込みます。
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5 エルボにシャワーホースを接続します。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-122.jpg)
6 エルボのねじ部にシャワーホースのナットをねじ込みます。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-123.jpg)
7 エルボにシャワーホースが接続できました。
![](https://60plus-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220831-bath-oring-124.jpg)
この後、シャワーホースから水(湯)を出してエルボ部から漏れがないことを確認しました。
ゴムパッキン(Oリング)の交換でも水漏れが直らない場合は、エルボ(TH13189)のネジ部が劣化している可能性があります。
その場合、エルボ(TH13189)も交換することになります。
Amazonで4,500円ぐらいで販売されています。
交換のようすを動画にまとめました
まとめ
今回、浴室のTOTO水栓のシャワーホース根元からの水漏れが
約100円のゴムパッキンの交換だけで解決しました。
こんなに安く解決できたのは、
・TOTOのホームページから水栓の分解図が入手でき、ゴムパッキンの品番がわかったこと。
・AmazonでTOTOのゴムパッキンが送料無料で安く販売されていたこと。
でした。