10年前に購入したPanasonicのカメラ玄関子機 VL-V571Lを新品に交換しました。
理由は、カメラ玄関子機 VL-V571Lのカメラレンズを覆うドーム型のプラスチックに
ひび割れが発生してカメラ画像が曇ったようになったからです。
このひび割れは長年直射日光がプラスチックに当たり発生したようです。
交換後は、きれいなカメラ画像となりました。
我が家のテレビドアホン
10年前、リフォーム時に家のインターホンをテレビタイプに新調しました。
パナソニックのワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWD700KLです。
これは、カメラ玄関子機 VL-V571Lとモニター親機 VL-MWD700KLと
ワイヤレスモニター子機 VL-WD608のセットです。
モニター親機 VL-MWD700KLは、リビングダイニングの壁に設置してあります。
カメラ玄関子機 VL-V571Lは、駐車場の入口のサインポストに設置してあります。
不具合の状況
こちらが、我が家のカメラ玄関子機 VL-V571Lです。駐車場入口のポール支柱サインポストの右側に設置されています。
丸いカメラレンズ部の下に、『Panasonic VL-V571L』と表記されています。
ここは、常に日差しが当たる場所です。カメラレンズのドーム型のプラスチックカバーに無数の細かなヒビが入っています。
プラスチックのカバーは太陽光に弱いようです。ガラス製なら、ここまで劣化しないと思います。
このヒビがカメラの画像に写り込み、室内の親機モニターに、白く濁った画像が表示されていました。
劣化が始まった当初、カメラ画像の白く濁った部分はカメラに付いた雨粒が写っていると思っていました。
その後、晴れの日が続いて、雨粒が乾くはずなのに白く濁った画像が変わらないことに気づきました。
そして、ようやく、白く濁った画像の原因がカメラレンズカバーのヒビだったことがわかりました。
カメラ玄関子機 VL-V571L-Sを購入
カメラレンズのカバーだけ交換できない?
パナソニックなら、カメラ玄関子機 VL-V571Lの劣化しやすいレンズカバーだけを販売しているかもしれません。
そう思って、ネットで調査しましたが、レンズカバーだけの販売はありませんでした。
最新の互換機種はない?
カメラ玄関子機のレンズカバーだけ売ってないとなると、
もったいないですが、本体丸ごとの交換しか手はないです。
待ってください、パナソニックが10年前の商品を今も売っているのでしょうか。
そこで、パナソニックのモニター親機とカメラ玄関子機互換表を調べました。
結果、我が家のパナソニックのワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWD700KLに接続できるカメラ玄関子機は、次の2機種だとわかりました。
我が家に設置のVL-V571Lと同じものがVL-V571L-Sです。型番の最後にSが付いているだけです。
2014年製と思われるVL-V554L-Sは価格が高くなり色が明るいシルバーとなり、本体サイズが異なるため、我が家のサインポストに取り付けができないようです。
VL-V554L-Sは我が家のVL-SWD700KLに電気的に接続できるだけで我が家のサインポストには取り付けできません。
VL-V571L-Sを購入・開封
パナソニックのカメラ玄関子機 VL-V571L-Sを楽天市場で注文しました。送料無料で23,600円でした。溜まったポイントを使ったので実質約21,000円でした。
Amazon等でVL-V571L-Sの中古品が13,000円ぐらいで販売されていますが、買った人の口コミによると中古品はレンズカバーにヒビが入ったものが多いようです。買うなら価格が高いですが新品を24,000円ぐらいで買うことをお勧めします。 → AmazonのVL-V571L-Sの口コミ
こちらが届いたパナソニックのカメラ玄関子機 VL-V571L-Sです。
パッケージは安っぽい段ボールです。
黒1色で文字が印刷されています。
パッケージを開きます。
緑色の保証書が目立ちます。
保証書と工事説明書を取り出しました。
最後に、パッケージから、カメラ玄関子機の本体を取り出しました。
カメラ玄関子機VL-V571L-S 本体の表面です。カメラ部分にブルーの紙が貼ってあります。『設置が完了するまでは、この紙を取り外さないでください。カメラレンズの面を下向きにして地面に置いたり、壁面に押し付けたりしないでください。(カメラレンズに傷が入ります)』と書いてあります。取り付け作業時にレンズカバーが傷付きやすいようです。
カメラ玄関子機VL-V571L-S 本体の裏面です。右上に銀色のネジ付き接続端子が見えます。端子の下には赤い注意書きがあります。『AC100V接続厳禁、破損します(無料修理対象外)』と書いてあります。誤ってAC100Vに接続すると壊れるようです。
カメラ玄関子機 VL-V571L-Sの交換
我が家の駐車場入口にあるサインポストです。かなり古いタイプです。このサインポストの前面右側にカメラ玄関子機 VL-V571Lが設置されています。
10年使用によりカメラ部分が劣化(レンズカバーにヒビ)したカメラ玄関子機 VL-V571Lを新規購入したVL-V571L-Sに取り替えたいと思います。
10年使用した古いVL-V571Lの取り外し
1 古いカメラ玄関子機 VL-V571Lの取り外し開始です。
2 カメラ玄関子機 VL-V571Lの本体下部のネジを緩めるために、ネジカバーを手で下にずらします。
3 見えたネジをドライバーで緩めます。
4 ネジを1本外すだけで、カメラ玄関子機の本体がサインポストから外れます。本体上部は爪で引っかかているだけです。本体の右側の配線を止めているネジを2本緩めます。
5 サインポストから古いカメラ玄関子機を外すことができました。簡単ですね。
購入したカメラ玄関子機 VL-V571L-Sの取り付け
1 我が家のサインポストの場合、新規で購入したVL-V571L-Sの露出カバー(写真右)は不要ですので外しておきます。
2 新規で購入したVL-V571L-Sの配線端子2箇所のネジを緩めて、サインポストからの2本の配線を接続してからネジを締め付けます。
3 新規で購入したVL-V571L-Sの上部のツメをサインポストに、はめ込み、下部のネジを締め付けます。
4 ネジカバーを手ではめ込みます。
5 レンズカバーの保護用紙シールを剥がします。
6 取付が完了しました。レンズカバーがクリアになりましたので、家のモニターに表示されるカメラ画像はきれいになるはずです。
7 家に入り、モニターでカメラの画像を確認すると『こんなにきれいな画像だったの!』と驚きました。
まとめ
我が家の写りが悪くなったPanasonicのカメラ玄関子機 VL-V571Lを新品に交換できました。
10年前のカメラ玄関子機でしたが、増設用として同じ機種がVL-V571L-Sとして販売されていました。
価格は2万4,000円ぐらいしましたが、カメラ画像がクリアになり、今後10年は使えるでしょう。
Panasonicのカメラ玄関子機 VL-V571Lは、カメラのレンズカバーがプラスチックですので、
我が家のように、直射日光が常に当たる場合、プラスチックが劣化しヒビが入るのは避けられません。
増設用として販売されているVL-V571L-Sは、増設用と言うより劣化した時の交換用ですね。