扶養親族等申告書もペーパーレスになりました。ありがたいですね。
我が家は、昨年の提出を電子申請しましたので、今年の提出の案内は、電子メールのみです。
マイナポータルを利用すると、30分程度で扶養親族等申告書を電子申請できます。
今年は、妻の年間所得が前年とかなり変わりましたので、計算するのに少し手間取りました。
今年の我が家の電子申請の手順をまとめましたので、参考になれば幸いです。
電子申請の案内メール
9月5日、日本年金機構から扶養親族等申告書の電子申請の案内メールが届きました。
・マイナポータルからねんきんネットを利用すればパソコンやスマホから簡単に電子申請で提出できる。
・提出が必要な方:年金から源泉徴収される所得税の配偶者控除や扶養控除を受けたい方。
・提出期限:10月末
マイナポータルにログインします
1 マイナンバーカードを準備し、パソコンから読み取れるようにしておきます。
2 マイナポータルのホームページを開き、『ログイン』を選択します。
3 パスワードを入力します。
4 ホーム画面の右の『お知らせ』を選択します。
日本年金機構からのお知らせを見ます
1 お知らせの中から、【日本年金機構(ねんきんネット)】を選びます。
2 『令和7年分扶養親族等申告書』が電子申請で提出できます。画面下の『申請』を選択します。
扶養親族等申告書を作成します
1 『扶養親族等申告書を作成する』の画面から『作成する』を選択します。
2 『申告書の作成』の画面で、『前年の申告内容の確認・変更内容の入力』を選択します。
3 『受給者情報』、『配偶者情報』、『扶養親族情報』の中から『配偶者情報』を開けます。
配偶者の所得を入力します
1 『配偶者情報』の中で、『年間所得の見積額』が58万円となっています。これは前年の金額です。
2 『配偶者情報』の中で、『年間所得の見積額』を前年の58万円から今年の68万円に書き換えます。
3 画面の下の『申告書の内容確認』を選択します。
提出する内容を確認します
1 提出する扶養親族等申告書の内容が表示されます、配偶者の年間所得が今年の金額 68万円 になっていることを確認します。
2 画面下の『申告書を提出する』を選択します。
扶養親族等申告書を提出します
1 扶養親族等申告書を提出するため、『電子署名を付与する』を選択します。
2 パスワードを入力します。4桁ではありません。6桁のパスワードです。
3 6桁のパスワードが正しいなら、扶養親族等申告書の提出が完了します。『ログアウト』します。
4 ログアウトが完了します。
今年の妻の所得を見積ます (申告前にやっておきたい)
妻の所得は、パート収入と公的年金収入と個人年金収入から各控除額を引くことで計算できます。合計は68万円となりました。
収入 | 控除額 | 所得 | |
(1) パート | 90万円 | 55万円 | 35万円 |
(2) 公的年金 | 55万円 | 110万円 | 0円 |
(3) 個人年金 | 64万円 | 31万円 (経費) | 33万円 |
合計 | 68万円 |
(1) パート収入は、前年から少しアップするとして90万円とします
(2) 公的年金収入は、預金通帳と年金振込通知書を合計します。妻は今年から65歳になりますので、6月から年金額がアップしています。年間の年金収入合計は55万円となりました。
(3) 個人年金の所得は、生命保険会社から届いた『年金お支払いのお知らせ』から計算します。必要経費は31万円です。
こちらの『年金の手取りや税金を計算するツール』を利用すると自分の計算が合っているか確認できます。
まとめ
今まで面倒だと思っていた扶養親族等申告書の提出が楽になりました。
マイナポータルから前年の扶養親族等申告書の内容を見て、
今年、変更となる箇所のみを書き換えるだけです。
妻の所得が前年と同じなら、30分程度で電子申請できます。
我が家は、今年、妻が65歳となり、年金が増えます。
そのため、妻の年間所得見積額の計算に少し手間取りました。