65歳になって初めて、年金の扶養親族等申告書を記入し提出!これで年金の手取りが減額されないのでひと安心

年金をもらい始めると毎年10月に日本年金機構から『重要書類在中』とかかれた書類が郵送されてきます。

年金受給者にとって受給額に影響する重要な書類『扶養親族等申告書』です。

『扶養親族等申告書』を提出しないと、来年支給の年金から引かれる所得税に対して、配偶者控除等が受けられませんので、年金の手取りが少なくなります。

私の場合、65歳になって初めての『扶養親族等申告書』の記入です。

(2022年10月15日追記) 扶養親族等申告書をネット提出に成功!手書き,切手購入,ポスト投函が不要→ ネット提出(電子申請)の詳細な手順をまとめましたので、こちらの記事を見て下さい。

こういう書類が入っています

封筒を開封すると、書類が3種類と返信用の封筒が入っています。

こちらが提出する『令和4年分 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書』の用紙です。裏表記入箇所があります。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの申告書PDF(令和4年版)

こちらは、『大切なお知らせ』です。『扶養親族等申告書の提出をお願いします、提出すると該当する控除が受けられます』と書いてあります。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの『大切なお知らせ』PDF

これは、『令和4年分【新規】扶養親族等申告書作成と提出の手引き』(8ページ)です。

⇒ 詳細は、日本年金機構ホームページの『新規 扶養親族等申告書作成と提出の手引き』PDF

⇒ もっと詳しい『扶養親族等申告書の記入方法の詳細』PDF

表紙が『作成と提出の流れ』、2ページ目が『記入例』、3〜4ページ目は『記入項目について』、5ページ目が『用語の説明』、6〜8ページ目が『年間所得の見積額の計算方法』について説明されています。

こちらは、『返信用封筒』です。

 

提出が必要ですか?

私の場合、配偶者がいますので、『提出が必要』ですね。

 

申告書用紙に記入していきます

まず、記入例を見てどのように記入するか確認します。記入例の記入内容は赤インクで目立つようになっています。

記入方法については、こちらの動画もわかりやすいと思います。

 

 

記入順として、『提出年月日』、『受給者氏名』、『電話番号』となっています。生年月日は既に用紙に印字されています。

申告書に今日の日付と氏名と電話番号を記入しました。提出期限は10月29日です。

次に、配偶者『氏名』『生年月日』を記入していきます。『配偶者の区分』では、妻の所得を記入する必要があります、『手引き』の6〜8ページ目の計算方法を見て計算します。

・妻の年金額は年間7万円、公的年金の控除額60万円を引きますので、妻の年金所得は0円です。

妻のパート給与は年間70万円、給与所得控除額55万円を引きますので、妻の給与所得は15万円です。

妻の個人年金額は年間64万円、必要経費31万円を引きますので、妻の雑所得は33万円です。

妻の所得は、給与所得が15万円、年金所得が0円、個人年金所得が33万円の合計48万円です。この金額を『配偶者の区分』『年間所得の見積額』の欄に記入しました。

所得の計算方法については、こちらの動画がわかりやすいと思います。

 

 

次に、『妻のマイナンバー』を記入します。今回記入しておくと、来年からは印字されるようです。

 

記入完成

令和4年分の『扶養親族等申告書』に記入できました。収入(所得48万円)がある妻(62歳)がいる場合となります。扶養親族はいません。

 

 

返信封筒へ

返信封筒の切手欄を見ると、『切手をはってください』と書いてあります。こちらで切手を用意しないといけません。10月中は郵便局で切手を購入する人が増えますね。84円切手が必要です。

手持ちの切手は古い82円切手です。2円足りません。⇒ 新郵便料金一覧

古い未使用年賀状がありましたので、ポストに投函前に郵便局で切手に交換してもらい、不足の2円切手を入手したいと思います。交換手数料は年賀状1枚につき5円です。

封筒の裏面に、私の『住所』『氏名』を記入しました。

封筒に『扶養親族等申告書』を入れて封印します。封印する前に記入漏れがないか確認します。

封筒の内面は、中身が透けないように、全体的に黒色になっています。

封印するために糊付けします。

封印しました。

後は、宛先の『行』を消して、『御中』と記入し、郵便ポストへ。提出期限は今月末 10月31日です。

 

ポストに投函

郵便局で不足の2円切手を入手して82円切手の横に貼りました。

ポストに投函しました。

これで、来年の年金の手取り受取額が少なくなって驚くことはなさそうです。

ひと安心です。これから、毎年、この書類を10月に記入して提出することになります。

 

65歳になって初めての扶養親族等申告書

扶養親族等申告書』は、年金がもらえるようになった年の10月に日本年金機構から郵送で届きます。

扶養親族等申告書の提出年金の種類翌年の所得税
2019年10月(63歳)提出済み特別支給2020年の所得税:0円
2020年10月(64歳)届かない特別支給(64歳まで支給)2021年の所得税:年金からの天引きは0円だが、2022年2月に確定申告で所得税を支払う
2021年10月(65歳)届いた老齢基礎・老齢厚生年金(65歳から支給)2022年2月から年金から天引き

私の場合、63歳から特別支給の年金をもらっていましたので、63歳の時に『扶養親族等申告書』を1回提出した経験があります。

64歳になり『扶養親族等申告書』が届くと思っていましたが、届きませんでした。日本年金機構に聞いたところ、特別支給の年金は64歳で支給が終わるためだそうです。

今回届いた『扶養親族等申告書』は、65歳からの年金(老齢基礎・老齢厚生年金)をもらえるようになって初めての申告となります

 

電子申請もできる?ダメでした

今回、年金の扶養親族等申告書用紙に手書きし、返信用封筒に切手を貼って送るという昔からのやり方で申請しましたが、日本年金機構のホームページを見ると電子申請e-Govもできるようです。

今年は、紙で申請しましたが、来年から電子申請したいと思い、必要なMac用のソフトウェアを入手してインストールしようとしましたが、私のMacにはインストールできません。原因は不明です。

e-Gov電子申請は、使いにくいという評判です。私は使うところまでも到達していません。これでは、来年の年金の扶養親族等申告も紙による申請になりそうです

(2022年10月15日追記) 扶養親族等申告書をネット提出(電子申請)に成功!

昨年、挑戦して挫折した電子申請でしたが、2022年は無事に電子申請できました。

→ ネット提出(電子申請)の詳細な手順をまとめましたので、こちらの記事を見て下さい。

 

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