お風呂のシャワーの温度が不安定!この部品を交換するだけで解決しました

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お風呂で水栓からお湯を出す時、熱くなったり、冷たくなったり不安定です。

また、温度調整ハンドルの40℃の安全ボタンが効きません。

我が家のお風呂の水栓は、TOTOのサーモスタット混合水栓 TMHG40-1型です。

この水栓は、2012年末に、お風呂をリフォームしてから使っています。

10年以上使っていますので、水栓の部品が水あかなどで劣化したのが原因だと思います。

今回、Amazonで水栓の温度調整機能を改善する部品を購入し、自分で交換しました。

大きなナットを回す道具を買い足しましたが、無事に交換できました。

結果、温度調整ハンドルの安全ボタンが効くようになり、お湯の温度も安定しました。

目次

お風呂のお湯の温度調整ハンドルの調子が悪い

1 こちらが我が家のお風呂です。水栓のお湯の温度調整ハンドルの調子が悪くなっています。

写真:TOTO水栓TMHG40-1BRV1の温度調整ハンドルの調子が悪い

2 水栓の拡大写真です。浴室はトクラス(旧ヤマハ)製ですが、水栓はTOTO製だと思います。

写真:TOTO水栓TMHG40-1BRV1の外観

3 水栓の上蓋を外すと、品番がわかります。『TMHG40-1BRV1

写真:TOTO水栓の品番TMHG40-1BRV1

4 お湯の温度調整ハンドルを向こう側に回すと高温になります、手前に回すと低温になります。長年の使用により、安全ボタンが効きません、不用意に40℃以上の高温に上がる恐れがあります。また、温度調整を低温側に設定しても一定の温度を保つことができません、熱いお湯に変化するとびっくりします。

写真:TMHG40-1BRV1の温度調整ハンドルの動作説明

安全ボタンが効かない原因は、温度調整ハンドルのボタン機構が水あかにより劣化しているためだと思います。

また、一定の温度が保てない原因は、ハンドルと連動する温度調整機構の劣化だと思います。

そこで、温度調整ハンドルと内部の部品を交換することで不具合が解消するのではないかと思いました。

水栓内部の部品を調べます

水栓の品番がわかっていますので、TOTOのホームページで、この品番を検索することにしました。

1 TOTOの製品の分解図公開ページで、我が家の浴室水栓の品番『TMHG40-1BRV1』を検索しました。ズバリ同じ品番はなく、最初の方が品番が一致したTMHG40-1Bの分解図が手に入りました。

分解図:TMHG40-1B
分解図の補修品リスト:TMHG40-1B

2 温度調整ハンドルに連動する内部の部品は、TH576-4S サーモユニット(温度調節ユニット)です。温度調整ハンドルは、THA29 です。

3 この2部品をAmazonで調べると販売していました。合計で12,600円ぐらい。

TOTO サーモユニット部 TH576-4S 約8,400円

TOTO 温調ハンドル部(TMHG40型用) THA29 約4,200円

Amazonから届いた温度調整ハンドルとサーモユニットの開封

1 TOTO 温度調整ハンドル THA29とTOTO サーモユニット TH576-4S です。

写真:温度調整ハンドルTHA29とサーモユニットTH576-4S

2 新品のサーモユニットTH576-4Sに付属の施工説明書の内容です。

TOTOサーモユニットTH576-4S施工説明書
TOTOサーモユニットTH576-4S施工説明書

3 新品の温度調整ハンドル THA29 は、ハンドル本体の他にキャップネジストッパー(樹脂)が含まれます。

分解図:TOTO THA29 温度調整ハンドル

温度調整ハンドルとサーモユニットを交換します

作業前に、必ず、お湯側とお水側の止水栓をマイナスドライバーで閉めてください。閉めていないと作業中に水が大量に吹き出ます。

TOTO TMG40-1型,TMGH40-1型の止水栓の閉め方

1 部品の交換に必要な工具を準備します。大きなナットを外す特殊な工具(プライヤー)はダイソーで仕入れました。330円と安いですね。プラスドライバーとマイナスドライバー精密ドライバー も必要です。

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドルを外すための道具と交換部品の写真

2 これから内部の劣化した温度調整ハンドルサーモユニットを新品に交換します。

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドルのアップ写真

3 古い温度調整ハンドルサーモユニットを外しました。(詳細は動画にまとめました)

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドルとサーモユニットを外した写真
TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドルとサーモユニットを外した写真

4 新品のサーモユニットを穴に入れ、ハンドル付属の新品の樹脂製ストッパーをはめます。

TOTO水栓TMHG40-1Bのサーモユニットとストッパーを取り付けた写真

5 金属ナットストッパーサーモユニットを固定します。

TOTO水栓TMHG40-1Bのサーモユニットとストッパーを押さえるナット取付写真

6 インデックスを取り付けます。

TOTO水栓TMHG40-1Bのインデックスの取付写真

7 新品の温度調整ハンドルを取り付けます。40℃の位置とインデックスの黒丸の位置を合わせます。

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドル取付直前の写真
TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドル取付後の写真

8 ハンドルの抜け止め用の新品のネジを締め付けます。

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドル取付後に抜け止めネジを締めた写真

10 新品の温度調整ハンドルに付属の新品のキャップを付けて、修理完了です。

TOTO水栓TMHG40-1Bの温度調整ハンドル取付完了した写真

この後、止水栓を開けて、お湯を出しました。温度が変わることがなくなりました。

さらに、40℃の位置でハンドルが停止し、安全ボタンを押すとハンドルが40℃以上に回ることを確認しました。

これで、新品同様の状態に戻りました。お風呂で快適にお湯が使えるようになりました。

交換のようすを動画にまとめました

写真だけでは、細かい作業の流れがわかりません、こちらの動画をご覧ください。

まとめ

TOTOさんは、我が家の古い水栓でも、分解図を公開し、交換部品を販売しています。

これは、住宅関係の業者さん向けのサービスだと思いますが、ユーザーも利用できます。

ありがたいことに、AmazonでTOTOの交換部品が買えます。

買った部品に、施工説明書が入っていますので、ユーザー自身が部品を交換できます。

これからは、特殊技能が必要な部品交換はサービスマンに任せて、

簡単な部品交換は、ユーザーが行えば良いと思いました。

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